色々なものを、色々な時間を、見たいと思う
それを見て、自分の心がどう動くのか、どんな感情を抱くのか、知りたいと思う
自分の心の動きは、思ってもみない方に振れることがあって
ことのほか、私はそれを好いている
学校や社会でルーティンのような日々を過ごすうち、少しずつ少しずつ失われていく新鮮さ
新しいことをはじめたり、人との出会いによって細かな刺激を受けることはそれなりにあるけれど
雷光を浴びたのかと思うほどの、視界が真っ白に染まるような瞬間にはなかなか出会えなくなってしまうものなのかもしれない
スリルが好きということではなく、
これまで自分の中にはなかった価値観や選択肢が生まれた瞬間の、
自分の「世界」がググッとひとまわり膨らむ瞬間がとても好きなのだ
たとえば、
読めなかったものが読めるようになる、
知らなかった歴史を知る、
今あるものの意味を理解する…。
自分という「世界」の泉に、新しいものが注がれる瞬間を、楽しいと思う
日々、本を読み、ネットの海を泳ぎ、記録を残しているのはそういう理由もあるけれど
今の私が一番求めているのはたぶん、ちょっと強めの衝撃
待っていても、歩いてきてくれるわけではないもの
それをわかっていてなお動けずにいるなんて、らしくないよね
初心にかえろう、
軽やかに、アクティブに、楽しんでいこう
色々なものを吸い上げよう、スポンジみたいに、乾いた地面のように