2019-01-01から1年間の記事一覧

ひどい悪夢を見てしまい、絶望的な目覚め いっそ現実の方がマシだと思いながら起き上がる、悲しい朝 たとえ夢だとしても、悪意にみちた言葉というのは、 簡単に心を傷つけることができるのだなとどこか他人事のように考える 夢のなかの私は言葉のナイフで切…

レミオロメンの『粉雪』がラジオから流れてきて、 ふっと窓のむこう、灰色の空を眺める 今にも雪が降りそうな空 一日三回の落ち葉掃除を余儀なくされていた木々は、ほとんどの葉が落ちた 葉のない冬のあいだは、空が広い 四季の変化は本当にめまぐるしくて一…

今日は父の誕生日。 先日、母とふたりで悩んで、悩んで、悩みぬいて決めたプレゼント (今年はショルダーバッグに決定した)を渡した。 気に入ってもらえたようで、 ニコニコとバッグを眺めたりさわったりしている姿に こちらまで嬉しくなってしまう。 昼頃…

落ち葉がワサワサと降り積もる晩秋 朝にも昼にも夕にも、ひたすら落ち葉を掃いている 職場向かいの大きな公園から、果てしなく降ってくる色とりどりの葉。 おかげで、90ℓのごみ袋が一瞬でいっぱいになってしまう (いったい何百本あるんだろうね、この公園の…

同じ短編集を読んで、弟と感想を言い合っていた。 江國香織の『号泣する準備はできていた』。 本の買いどきは出会ったときだと思うけれど、 読みどきは必ずしも買ったときとは限らない、と思っている。 この本はもう何年もそばにあったけれど、たぶん、今が…

職場の窓から、この土地のいちばん大きな山が見える 西に沈んでゆく日を受けて、黒いシルエットが浮かび上がるのを、よく、眺めている まるで切り絵のような景色だ やわらかな金色の夕焼けが美しくて、誰かに、誰かに伝えたいと強く思う 「黄昏」「トワイラ…

ついに、初雪 先週から、天気予報には何度も雪マークが登場していて 今か今かと怯えながら様子をうかがっていた 今朝、目覚ましを止めつつスマホのポップアップ画面を見ると 「外は雪が降ってるよ」 と彼からメッセージが入っていた わたしと違って、彼の朝…

街すぎず、田舎すぎない ここが好きだな、と思う 田舎の空気を残した街、 自然の多い街、 静かな空気の街、 さまざまな言葉でこの場所を表そうとしてみるけれど なかなか、しっくりは来ない 誰かは、ほどよい街だと言っていた ♢ 仕事中、ふと窓を見やれば一…

漆を、はじめて扱った 想像以上の粘性に戸惑う 漆塗りのお皿に、絵付けをさせてもらったのだけれど 想像以上にむずかしく、そしてたのしかった 最後に絵筆をもったのは10年以上前だということに、ふと気づく 高校では音楽選択だったから、絵を描くのは中学の…

旅から 戻ってきた 今年3回目の関西 1回目は家族と 2回目は恋人と 3回目は仕事で こんな風に、好きな街へ何度も訪れることができるのは、うれしい あたたかくて、驚いた というか、暑い 寒さ対策をしてきたけれど、いらなかったかも 年に数回しか会えない仕…

スマホのアラームで、意識が浮上する と、同時に、頬がピリピリすることに気づいた 冷えてる。 朝に弱い私は、思わず、毛布に深くもぐりこむ これで二度寝をしたら、絶対に準備が大変だとわかっているんだけれど 起きてから天気予報を見たら、今朝の最低気温…

2泊3日の旅から、帰ってきて2週間 余韻を、大切に味わっている 遠くへ出向いても あまり観光地を回ることをせず 美味しいコーヒー屋さんでのんびりしたり ちいさなお店をじっくり見たりする いつも通りの、私たちの時間 美味しいものと、生活を彩るお気に入…

私は大学で「国際」と名の付く課程を卒業しているのだけれど 一言も、本当にひとっっことも、英語が話せない 私は、言葉としての日本語を心底愛しているけれど 比較対象となる言語を持たないことを ずっと 心のどこかで恥じていた、ような気がする 大学では…

記録がなくても、日記がなくても、 私が過ごした日々が消えるわけではない、と、わかっている けれど「先月なにしてたっけ」とノートをめくってみたら 日付が先々月で途絶えていた時の、絶望感 私の先月は、どこへいってしまったのだろう なにもできなかった…

雨音で、目覚めた朝 外に出ることを思えば憂鬱だけれど 本とコーヒーをお供に 家にこもるのは結構好きだな、と思う (今日は仕事だから勿論そうはいかない、笑) 子供のころは、 低気圧にやられて具合が悪くなってしまうからか 雨が嫌いだと思っていたけれど…

美しい秋が来る 朝晩の冷え込みがだんだん厳しくなってきた この寒暖差でおいしいものがたくさんできると知ったのは 大学生になってから あの1年は私の人生を豊かにしてくれた、と 何度だって思う 一生見ることのかなわなかっただろう景色を たくさん見せて…

あっという間に 桜の季節も過ぎていった 瞬くような 美しいきらめき 桜色と空色が混じり合う 大好きな季節 どうしてこんなに短いの、と 毎年嘆いているけれど なんだかんだいって この儚さも 好きなのだ 今度は初夏 さわやかな若葉色が美しい季節 日本の四季…

しばらく、雨(時には雪)が降る日が続き、 うきうきと衣替えした冬服を、もう一度出したりしていた 3月のあたたかさからすると、 今年は例年よりも、ずっと早く桜が咲くのかしらと 思っていたけれど 意外といつも通りのころに、咲きそうだ まるで 日程調整…

自分を大きく見せようと もがけばもがくほど空しくなって 心に隙間風が吹く わたしはわたしでしかないのだ 胸を張りなさい そうできないのなら 胸を張れるように 今から生きてゆけばいいのよ 言い聞かせて ゆくよ

今年は本当に雪が少ない 拍子抜けするほど 友人を伴って雪山に行った いくら街に雪がなかろうと 山は真っ白 ほんの数十分ゆけば銀世界に出会うことだってできる この街がやっぱり好きなのだ 冬は率先してスポーツをする季節 ボードのひとが多いけれど わたし…

どこまでも雲ひとつない青空の広がる3連休 ゆるゆると過ごしている あっという間に最終日のお昼になってしまった 資格試験がついに2週間後に迫ってきてしまった 何も していない 遅すぎる焦りを持っておとといから過去問を開いているけれど 間に合うような…

いつのまにやら年が明けている ともあれ、あけましておめでとうございます 12月の後半は驚くほどにバタバタしていた 母の実家に行って 帰ってきた日にとあるコンサルを受けて 悩みつつも思い切ってウェブサイトを構築し、リリース そして年間の塾に申込をし…