diary

昨日買った本たち ・暗幕のゲルニカ ・ゴッホのあしあと ・深夜特急1 祖母が、本当にたくさん本を読むようになったので わたしは本を買う頻度が上がった 今までだったらセーブしていたかもしれない場面でも おばあちゃんが読むかもしれないから、と、いい具…

友人と半年ぶりの再開 仕事のこともプライベートのことも、自分の向かう方向性のことも 安心して話せる、大切な親友 思考の仕方も視点も、似通っているから 言いたいことをみなまで言わずともわかってもらえるし 親友の考えていることも、なんとなくわかって…

心にかかっていた靄が、晴れた日 大人になるにつれて、少しずつ前向きな思考ができるようになってきたとはいえ、 根本的にわたしは、根暗なほうだ 一度、悪いように考え出すと止まらくなり、 あっというまに悲観的な考えに支配されてしまう 真っ黒になった心…

先日、8年ぶりに楽譜を買った 今の自分にはなにかが欠けている気がして、 その欠けた部分を、かなりの時間をかけて探している クラシックバレエのお教室に行き始めたり、 ダンスを再開したり、 本を読んだり、 生け花のお稽古を数年ぶりに受けたり… どれもす…

私はすごく、遠くを見てしまう癖がある それはいいことでもあるけれど 結構、自分の首を絞めることだなあと、最近やっとわかってきた 先を見すぎて、自分の足元を見失わないように 小さな段差に足を取られてしまわないように 気を付けたい、今あらためて、強…

35℃の地から一転、窓の外では雪がちらついている 気温差にやられてしまうのではないかと心配していたけれど、今のところ、大丈夫そう ある程度の予測と経験、そして心の準備ができているというのは、大事なことだ いつも旅のあとに「あぁ現実が戻ってきた…」…

なんてあたたかい、朝 日差しが肌をなでるようで、マフラーも手袋も外して歩いた 気持ちがはずんで駆け出したいくらいだったけれど 実際のわたしは全身に筋肉痛をかかえて、歩くのもヨロヨロ 私はかなりの高確率で夜中に目が覚めてしまうのだけれど 身体を思…

生き生きとした心の動きを、言葉に書き起こしたい、という想い これはだいぶ前から強く持っている 別にうまくもない文章なんだけれど、ただそれをするのが好きだ、と自信を持って言える 大学の時、観光大使のような仕事をした1年で、短い文章をこまこまと書…

どこまでも行きたい、軽やかでありたい できるだけ多くを見て、聞いて、知って、 自分という器をぐいぐい広げながら、そこに水を注ぎ続けたい そう、たぶんこれが私の願い 最近、ホロスコープや姓名鑑定、マヤ暦など、 いろんな占いに触れる機会があって、そ…

思考の癖、のようなものはどうしたってあって 自分で気づいていなかったことに ここ数か月、たくさん、気づく機会をもらっている 両親や兄弟、友人や、素敵な女性、久しぶりに会った同級生 指摘してもらったり、会話のなかから自分で気づいたり 意外と自分の…

2万年前の、世界 コンクリートの5メートル下にあったという、針葉樹の森に想いを馳せる にまんねん、とちいさく呟く 上手く想像できないくらいの、長いながい、時 それでもそこには「人間」がいて、 道具を使い、服を着て、火で調理をしていたのだという き…

ひらひらと雪が舞い落ちている、窓の外 ずいぶん軽やかな舞い方だから、たぶん、外はきりりと冷えている やっぱり、綺麗だ 冬は冬らしく、夏は夏らしく そんな風に思えるのは、快適な温度に保たれた室内にいるから、かもしれないけれど その時期にしか見られ…

色々なものを、色々な時間を、見たいと思う それを見て、自分の心がどう動くのか、どんな感情を抱くのか、知りたいと思う 自分の心の動きは、思ってもみない方に振れることがあって ことのほか、私はそれを好いている 学校や社会でルーティンのような日々を…

ひどい悪夢を見てしまい、絶望的な目覚め いっそ現実の方がマシだと思いながら起き上がる、悲しい朝 たとえ夢だとしても、悪意にみちた言葉というのは、 簡単に心を傷つけることができるのだなとどこか他人事のように考える 夢のなかの私は言葉のナイフで切…

レミオロメンの『粉雪』がラジオから流れてきて、 ふっと窓のむこう、灰色の空を眺める 今にも雪が降りそうな空 一日三回の落ち葉掃除を余儀なくされていた木々は、ほとんどの葉が落ちた 葉のない冬のあいだは、空が広い 四季の変化は本当にめまぐるしくて一…

今日は父の誕生日。 先日、母とふたりで悩んで、悩んで、悩みぬいて決めたプレゼント (今年はショルダーバッグに決定した)を渡した。 気に入ってもらえたようで、 ニコニコとバッグを眺めたりさわったりしている姿に こちらまで嬉しくなってしまう。 昼頃…

落ち葉がワサワサと降り積もる晩秋 朝にも昼にも夕にも、ひたすら落ち葉を掃いている 職場向かいの大きな公園から、果てしなく降ってくる色とりどりの葉。 おかげで、90ℓのごみ袋が一瞬でいっぱいになってしまう (いったい何百本あるんだろうね、この公園の…

同じ短編集を読んで、弟と感想を言い合っていた。 江國香織の『号泣する準備はできていた』。 本の買いどきは出会ったときだと思うけれど、 読みどきは必ずしも買ったときとは限らない、と思っている。 この本はもう何年もそばにあったけれど、たぶん、今が…

街すぎず、田舎すぎない ここが好きだな、と思う 田舎の空気を残した街、 自然の多い街、 静かな空気の街、 さまざまな言葉でこの場所を表そうとしてみるけれど なかなか、しっくりは来ない 誰かは、ほどよい街だと言っていた ♢ 仕事中、ふと窓を見やれば一…

漆を、はじめて扱った 想像以上の粘性に戸惑う 漆塗りのお皿に、絵付けをさせてもらったのだけれど 想像以上にむずかしく、そしてたのしかった 最後に絵筆をもったのは10年以上前だということに、ふと気づく 高校では音楽選択だったから、絵を描くのは中学の…

旅から 戻ってきた 今年3回目の関西 1回目は家族と 2回目は恋人と 3回目は仕事で こんな風に、好きな街へ何度も訪れることができるのは、うれしい あたたかくて、驚いた というか、暑い 寒さ対策をしてきたけれど、いらなかったかも 年に数回しか会えない仕…

スマホのアラームで、意識が浮上する と、同時に、頬がピリピリすることに気づいた 冷えてる。 朝に弱い私は、思わず、毛布に深くもぐりこむ これで二度寝をしたら、絶対に準備が大変だとわかっているんだけれど 起きてから天気予報を見たら、今朝の最低気温…

2泊3日の旅から、帰ってきて2週間 余韻を、大切に味わっている 遠くへ出向いても あまり観光地を回ることをせず 美味しいコーヒー屋さんでのんびりしたり ちいさなお店をじっくり見たりする いつも通りの、私たちの時間 美味しいものと、生活を彩るお気に入…

私は大学で「国際」と名の付く課程を卒業しているのだけれど 一言も、本当にひとっっことも、英語が話せない 私は、言葉としての日本語を心底愛しているけれど 比較対象となる言語を持たないことを ずっと 心のどこかで恥じていた、ような気がする 大学では…

記録がなくても、日記がなくても、 私が過ごした日々が消えるわけではない、と、わかっている けれど「先月なにしてたっけ」とノートをめくってみたら 日付が先々月で途絶えていた時の、絶望感 私の先月は、どこへいってしまったのだろう なにもできなかった…

雨音で、目覚めた朝 外に出ることを思えば憂鬱だけれど 本とコーヒーをお供に 家にこもるのは結構好きだな、と思う (今日は仕事だから勿論そうはいかない、笑) 子供のころは、 低気圧にやられて具合が悪くなってしまうからか 雨が嫌いだと思っていたけれど…

美しい秋が来る 朝晩の冷え込みがだんだん厳しくなってきた この寒暖差でおいしいものがたくさんできると知ったのは 大学生になってから あの1年は私の人生を豊かにしてくれた、と 何度だって思う 一生見ることのかなわなかっただろう景色を たくさん見せて…

あっという間に 桜の季節も過ぎていった 瞬くような 美しいきらめき 桜色と空色が混じり合う 大好きな季節 どうしてこんなに短いの、と 毎年嘆いているけれど なんだかんだいって この儚さも 好きなのだ 今度は初夏 さわやかな若葉色が美しい季節 日本の四季…

しばらく、雨(時には雪)が降る日が続き、 うきうきと衣替えした冬服を、もう一度出したりしていた 3月のあたたかさからすると、 今年は例年よりも、ずっと早く桜が咲くのかしらと 思っていたけれど 意外といつも通りのころに、咲きそうだ まるで 日程調整…

自分を大きく見せようと もがけばもがくほど空しくなって 心に隙間風が吹く わたしはわたしでしかないのだ 胸を張りなさい そうできないのなら 胸を張れるように 今から生きてゆけばいいのよ 言い聞かせて ゆくよ